菩提寺から輪を広げていく

家系図 ルーツ

第28

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1.家系図ニュース~家系図作成サービスのご案内
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おかげさまで、たくさんのご依頼をいただいております家系図作成ですが、そもそも、どこでも売っているようなサービスではありませんので「お願いしたいが、内容がいまひとつ分からない」という声もいただきます。

確かに、現地調査などは特に一律な内容ではありませんので分かりづらいと思いますし、こちらも説明が難しいところです。ですので、こうしてメールマガジンにて出来るだけ私が何をやっているのか書かせていただいている次第です。

しかし、少しでも内容を感じていただくために最近の依頼者様からいただいた感想メールを以下に掲載させていただきたいと思います(許可を得たもののみ掲載させていただきます)。ご参考になりますれば。


■「戸籍コース」のお客様の感想メール(原文のまま)
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大切な家宝として保存していきたいと思います。
 
このような家系図を前に、さらに先祖について探求したい思いも湧いてきました。今後ともよろしくお願いいたします。

スタッフの皆様にもよろしくお伝えください。ありがとうございました。

北海道  M様より
 
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品物確かに受け取りました。
 
丁寧な調査と報告書は、思っていた以上で満足しました。家族に見せると非常に喜んでいました。また、機会がありましたら、宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

千葉県 S様より

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昨日(11月11日)、家系図を含め関連資料一式受領いたしました。

経費や手間を考えると採算が合うのかなと少々心配してしまうくらい、思っていた以上の作品でした。加えて、『歴史探訪報告書』も突っ込んだ内容をご紹介いただき深謝申し上げます。

年齢的に親戚が減っていく昨今、家系図は気になっておりましたので、よいタイミングで依頼できたと思います。

また、ご助言いただきたい機会を得ましたらお願いしたいと思います。今回は、大変ありがとうございました。
                      
埼玉県 F様より     

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■「200年たどるコース」のお客様の感想メール
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お世話になっております。この度、報告書を拝見させていただきました。
丁寧に仕上げて下さいまして誠に有り難うございました。

ここまで熱心に調べていただけるとは思ってもおらず、あらゆる可能性を模索し、情熱と気力をもって探せば、何かしらの手がかりが 掴める事を教えていただきました。

行政書士さんのお仕事は偏見かもしれませんが、事務的でドライな印象がありましたが、今回、このような心温まるお仕事をしてくださり、とても嬉しく感じております。どうも有り難うございました。

東京都 T様より
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※『200年コース』以上の現地調査を伴うご依頼については現在、少々立て込んでおりますので納品まで少し時間がかかっております。

※古い戸籍がどんどん廃棄されている現状では、5年後には当事務所のサービス(現地調査で江戸時代やそれ以前をたどったり。出自を想定したりというサービス)は提供できなくなる可能性もあります。戸籍が江戸時代と繋がらなくなってしまいますので、残念ですが仕方ありません。真剣に家系図作成をお考えの方はお早めに。


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◆家系図作成サービス
調査範囲を戸籍取得だけに限るリーズナブルなコース
⇒ https://www.5senzo.net/60.html
 戸籍4系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍2系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍1系統+歴史探訪報告書コース

戸籍を超えて徹底的に文献調査・現地調査も行うコース
⇒ https://www.5senzo.net/62.html
 200年たどるコース
 400年たどるコース
 1000年たどるコース
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当事務所では「人権」については充分な配慮をして家系調査を行なっています。人権侵害に当たるような調査、他人の身元調査は受け兼ねますのでご了承ください。


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2.菩提寺から輪を広げていく
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さて、私の方は相も変わらず家系調査のため各所に出向いております。
今週は、ある「200年コース」の案件で甲信越のあるお寺に行ってきました。

ご依頼人の実家の菩提寺です。
ご依頼人はお父様の還暦祝いにサプライズで家系図をプレゼントされるそうですので、ご住職にも「‥という訳でして、お父様には内緒で進めたいのですが」と、お願いしまして隠密に(?)事を進めております。

菩提寺の記録では残念ながら、戸籍以上に直系のご先祖様を新たに発見することは出来なかったのですが、私としては大きな収穫がありました。

実は、その村にはご先祖様探しに役立つであろう古文書が現存していることを予め文献調査で確認していました。その古文書の所蔵者のお名前も判明しています。しかし、その文献自体、数十年も前に作られたものですから所蔵者も代替わりしている筈です。ですから、電話帳などで調べても現在どこの家にその古文書があるのかが不明な状態でした。

そこで、今回ご住職にその方の家が現在のどちらかご存知がないか尋ねてみました。ご住職もすぐには分からなかったのですが、地域のいくつかの家に電話をした結果、あっさりと「現在の○○○○さんの家にあたるようです」と、判明しました。

さらに、そちらの家にも電話してくださいましたが残念ながらお留守のようでしたので、別途そちらの家に私の方から手紙を書いてみることになりました。

それにしても、やはりお寺の持つ地域の人脈というのは凄いものがあります。まあ、考えてみれば当たり前のことではあるのですが、家系調査をしているとそれをつくづく実感します。

ですから、菩提寺というのは過去帳があるからというだけでなく、ご先祖様探しにおいてはやはり大事なものとなります。ご先祖様探しにおいては、何を置いても菩提寺の特定から~と、言っても言いすぎではないくらいです。