村の古老に話を聞く

家系図 ルーツ

第63

=================================
1.家系図ニュース~「ご先祖探し実況生中継ツイッター」を始めました
=================================

こんにちは、行政書士の丸山学です。

インターネット上には「メールマガジン」「ブログ」など様々なツールが登場してきますが、今、もっとも熱いのは「twitter(ツイッター)」ですね。政治家や大手企業の社長なども、続々と自分のツイッターを開設して「自分が今、何をしているか?」をリアルタイムで発信しています。

メールマガジンなどは、まとまった内容のコンテンツをじっくり読んでいただくのに適していますが、ツイッターは「即時性」を重視した情報発信ツールです。
そこで、私もご先祖探し・家系調査の様子をそのまま実況生中継するためのツイッターを開設しました。とりあえず、下記のページをご覧くださいませ。
◆twitter『ご先祖探し実況生中継ツイッター』
⇒ https://twitter.com/marujimu

ここで、現地調査の際の様子などを生中継していきますので上記ページを「お気に入り」などで登録していただき、お暇なときにでもアクセスしてみてください。 リアルタイムでの中継がお楽しみいただけます。また、ご自身でもツイッターをやられている方は是非、フォローをお願いいたします。


--------------------------------------------------
◆家系図作成サービス
調査範囲を戸籍取得だけに限るリーズナブルなコース
⇒ https://www.5senzo.net/60.html
 戸籍4系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍2系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍1系統+歴史探訪報告書コース

戸籍を超えて徹底的に文献調査・現地調査も行うコース
⇒ https://www.5senzo.net/62.html
 200年たどるコース
 400年たどるコース
 1000年たどるコース
--------------------------------------------------
◆twitter『ご先祖探し実況生中継ツイッター』
⇒ https://twitter.com/marujimu

◆書籍『家系図を作って先祖を1000年たどる技術』(丸山学 著)
※無料で「はじめに」部分を公開中
⇒ https://www.5senzo.net/book-kakeizu.html
--------------------------------------------------


=================================
2.村の古老に話を聞く
=================================

家系図作成のノウハウ本などを読みますと、「村の古老に話を聞くのが有効」という事が書かれていると思います。もちろん、まずは戸籍を可能な限り取得していき明治時代の初めに自家のご先祖がどの地域に住んでいたかを確認する作業が第一です。その上で、その村の古文書(宗門人別帳、検地帳など)を探して閲覧するなどの基本的作業も当然にするのですが、やはりその地域の古老に話を聞きたいところです。

但し、古老といっても現在では明治時代生まれの方さへほとんど存在していません。ですから、直接に江戸時代の事など聞いても分かる筈はありません。しかし、それでも現在80~90歳代の方は村の中にある各家の由緒や変遷をよくご存知です。

「あの家は、こちらの家から分家して出来た家」
「ここが○○家の総本家」
「あの家の屋号は○○」


…などなど、先祖探しをする上では非常に貴重な情報をたくさんお持ちです。しかし、その一世代下になると途端にそのような事が分かる確率が下がります。現在80~90歳代の方々は「家」「先祖」ということに、ひとかたならぬ思い入
れがあるようですが、その下の世代になると「全く関心ない」という方も結構見受けられます。

明日から当事務所の調査員が「200年たどるコース」の案件で九州に行きます。また、4月の中旬には同じ調査員がやはり「200年たどるコース」の案件で山形県で現地調査を行います。

いずれの案件でも80歳代の地域の古老に全面的にご協力いただくことになっています。 それぞれ、お寺のご住職と元神社の宮司さんです。ご住職、宮司さんなどの場合は地域のことをよく知っていて、かつ顔が広いですから必要な方を次々と紹介してくださいます。

まあ、職種に限らず「古老」と呼ばれる方々は地域では特に顔が効きますので、戸籍の範囲を超えた調査をする場合には、まずその地域の「古老」の信頼を得て協力を仰ぐことが必須といえます。

それにしても、「古老」のみなさまにはお元気で長生きをしていただきたいものです。もしかすると十年後には地域のことが分かる古老は極端に少なくなるかもしれません。寂しいことです…