先祖探しの旅では旅館、食事処にも工夫をする

家系図 ルーツ

第70

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1.家系図ニュース~「家系図作成サービスのご案内」ページをリニューアル
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こんにちは、行政書士の丸山学です。

さて、家系図サイトのリニューアルを進めています。まずは、家系図作成サービスのご案内ページをリニューアルしてみました。私が江戸時代のお墓の拓本を取っている写真なども掲載してありますので是非、いちどご覧ください。

ちなみに、このお墓は肉眼では全く文字が刻まれていることすら分からないくらい摩耗が激しい状態でした。しかし、拓本を取ると写真の通り「延享二年」という文字がくっきりと浮かび上がったのでした。

さて、あと一つご案内があります。家系図作成サービスの「200年」「400年」「1000年」各コースを昨年のうちにご予約をいただいていた方には、全て順番がきました旨を連絡させていただいております。

もし、昨年中にご予約をいただいていながら、未だに案内がきていないという方がいらっしゃいましたらご一報くださいませ。 


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◆家系図作成サービス
調査範囲を戸籍取得だけに限るリーズナブルなコース
⇒ https://www.5senzo.net/60.html
 戸籍4系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍2系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍1系統+歴史探訪報告書コース

戸籍を超えて徹底的に文献調査・現地調査も行うコース
⇒ https://www.5senzo.net/62.html
 200年たどるコース
 400年たどるコース
 1000年たどるコース
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◆twitter『ご先祖探し実況生中継ツイッター』
⇒ https://twitter.com/marujimu

◆書籍『家系図を作って先祖を1000年たどる技術』(丸山学 著)
※無料で「はじめに」部分を公開中
⇒ https://www.5senzo.net/book-kakeizu.html
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2.先祖探しの旅では旅館、食事処にも工夫をする
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今月は、ひたすら出張、現地調査の日々でした。東北に行っていたのですが、ちょっと面白い事がありました。現地で旅館に宿泊していたのですが、少しでも情報を得ようと宿のご主人に最初は世間話で話しかけ、実は先祖探しをしている旨を伝えると、そのご主人は、「そういえば、こんな本があったけど…」と、一冊の本を奥から取ってきてくださいました。

郷土史ですが、行政が作成したものではなく郷土史家が自費出版したような本でした。何気なくペラペラと捲ってみると、なんとまさに探している依頼人の幕末のご先祖の事が詳細に書かれていました。どんな仕事をしていたか。息を引き取る最期の様子がどのようなものだったか…そうした事が生々しい筆致で描かれているのです。

その本は、地元の歴史に詳しい方々に聞いてもみなさんご存知のないものでした。 出張に行く前、「地元で古くからやっている旅館に泊まれば、何か話が聞けるかもしれないなあ…」なんてホテルではなく旅館を選んだのでした。

それによって、まさかの展開です。しかも、出てきたのが行政が作成した郷土史ではないところがミソです。行政の郷土史には、村の一個人の仕事ぶりや最期の様子など描かれている筈もありません。

このような好運が起こることは稀ではありますが、それでも先祖探しの旅に出る際はせっかくですので宿泊するところや食事をするお店も「何か話が聞けそうなところ」を選ぶことは意外と大事なのです。

そこで直接的なヒントを掴めなくても、話をしているうちに「それなら○○さんを紹介してあげよう」なんていう事になり、そこから先祖探しの手掛かりを掴める可能性は結構あるものです。

特に地方というのは、ネットワークがきっちり張り巡らされています。そのネットワークを活用するには、ネットワークに入り込むための小さな努力が必要なのです。